社会的養護のこどもたちが
一人ひとりの「自分らしい未来」を
描き・実現できる社会
こどもたちを「応援する家族」をみんなで
「熱意はある」
「でも、頼れる人がいない。」
そういった、社会的養護にあるこども・若者を対象にサポートしています。
熱意はあるけど 「踏み出せない」 「何がしたいかわからない」 「もっと進むにはどうしたらいいか」 相談できる、応援してくれる家族がいない そんな子たちのために私たちはいます。
社会的養護にあるこども・若者は、施設退所後にサポートしてくれる頼れる親・実家という「セーフティーネット」がありません。
各種施設での生活においても、親代わりにあたる職員さんはこども6人につき1人ほど。職員さんもゆっくり話したり・一人一人と向き合うことが物理的にかなり難しい現状があります。「自分らしさ」と向き合い、自身の課題と向き合い挑戦しながらキャリア形成を行うことが難しい環境にあると考えています。
そんな中「熱意あるこどもたちをサポートしたい」そんな大人たちみんなでこどもたちの「応援する家族」になる。それが「しごとさとおや」のプロジェクトです。
虐待や経済的理由などの家庭的な理由で保護者のもとで暮らせなくなった⼦どもたちを、公的な責任として社会的に養育することを、社会的養育と⾔います。 ⽇本全体で約45,000⼈もの⼦どもたちが社会的養育のもと、⾃分の親と離れて暮らしています。
「しごとさとおや」のネットワーク
一番課題が大きく、施設退所後の生活の要となるのが「しごと」だと考え、私たちは応援してくださる「企業」を含めて こどもたちをサポートするネットワークを構築しています。
この「しごとさとおやのネットワーク」を広げていくことが一人ひとりの「自分らしい未来」を描き・実現できる社会そのものを広げていくことだと考えています。
「JOBステップ」を中心としたネットワーク作り
卒園後に市民でこどもたち・青少年を支える「しごとさとおや」のネットワーク構築の中心に末ているのが職業体験・見学のプログラム「JOBステップ」です。
まずは、児童養護のこども・青少年(15歳以上)を対象として提供し、そこにご協力いただける「さとおや企業」との関係性を作っています。
こどもたちへのサポート
しごとさとおやの中で現状実施しているサポートです。さとおや企業さんとの職場見学・体験プログラム「JOBステップ」を中心におき、卒園後の生活のための講座「ワンステップセミナー」や定期的な食事会を行なっています。定期的に会う関係性を作りながら、個々の課題を拾い上げサポートしております。
年間3000円からの寄付で
一緒に「さとおや」を作りませんか?
しごとさとおやを作っていくことで、施設を卒園したこども・若者たちのために必要な環境とサポートを届けていくことができます。
ご寄付は「しごとさとおや」に関わるこどもたちの退所後アフターフォローと自立支援、相談員人件費等、及びサポート対象を中・高校生に広げていくため活用していきます。
2年に渡り200名の支援者さまから寄付でご支援いただくことで、スマイリーフラワーズは「認定NPO法人」の登録申請をすることができます。よりこどもたちへのご寄付を集めやすくなります!
※認定NPO法人として登録の審査を受けることができます。認可がおりれば、寄附を集めるときに寄附者さまが税制の控除を受けることができより寄付が届きやすくなる体制を作ることができます。
運営団体「NPO法人スマイリーフラワーズ」
「社会的養護にある子供たちへ ”国際教育”の機会を提供したい」その想いで発足した団体です。これまで一般の方の留学支援を行いながら、そこでのリソースを活用して社会的養護のこどもたち〇〇名へ無償での留学機会提供を行ってきました。
その中で見えてきた課題である「大学進学への難しさ」に対して、民間の奨学金を届けるスピーチコンテスト「カナエール」を福岡で受託事業として実施。行政からの支援が出るようになったタイミングで終了し、「卒園後の生活」に対してのサポートに活動を移行。休眠口座活用事業をきっかけにこの「しごとさとおや」のネットワーク構築をはじめました。
過去の活動実績
※各項目はクリックして、詳細を表示。
一人でも多くの養護施設児童の社会的格差遺伝の解消を目指して、
福岡県福岡市で「任意団体」として設立。
「NPO法人国際教育支援機構スマイリーフラワーズ」誕生
福岡市の認可を受け、特定非営利活動法人(NPO法人)として新たな活動を開始しました。
福岡で初となるカナエール福岡2014を開催。カナエールは、児童養護施設を退所し進学する若者たちの「資金」と「意欲」をサポートする夢スピーチコンテストを実施し、民間奨学金提供を行うプログラムです。
※翌年以降も4年に渡って開催を継続。行政が児童養護施設等から進学を目指す児童をも対象に含む、返還不要の奨学金支給を全国区において実施する運びとなり、2017年開催を最後にプログラム終了。
第1期施設児童海外留学奨学生渡航。オーストラリアへの渡航が実現。
※この後、フィリピン・カンボジアなども含めた国への海外留学体験提供を毎年実現。コロナ禍に入り、一時停止中。
一般財団法人ベネッセこども基金様の平成26年度「継続的な困難を抱える子どもたちの学習支援活動助成」の助成事業として採択されました。
カナエール終了に伴いスタート。社会的養護のこどもたちが施設から社会へ踏みだすはじめの一歩を応援する活動。年間3回~6回の研修を通して、一人暮らしや自立のために必要な生活の知識とスキルをボランティアの社会人サポーターと共に学びます。
※以降毎年実施。現在も「しごと里親事業」の補助事業として継続実施中。
休眠預金等活用事業の採択をいただき、施設退所後の就労支援を中心とした、社会でサポートできる環境作りを開始。〇〇社のさとおや企業さま(協力企業様)とのネットワークを確立。
しごと里親事業の実施プログラムとして、職場見学・体験「JOBステップ」の初実施を予定しています。
メディア掲載実績
ステパス
社会的養護のこどもたちへの留学プログラム
カナエール福岡
社会的養護のこどもたちの夢スピーチコンテストを実施し、民間奨学金提供を行うプログラム