皆様こんにちは!事務局のみっちゃんです。
今月はいつもと趣向を変えた「特別号」として、代表の窪田から思いを綴らせていただきます。
先日の10周年記念イベントにお越しいただけた方も、お越しいただけなかった方も皆様是非ご一読ください👀✨
想いの原点
画像左側:理事長/窪田広信(3歳)
国際教育支援機構スマイリーフラワーズは2011年11月11日に活動を開始しました。
その後、2012年12月12日にNPO法人の認証を受けて正式にNPO法人国際教育支援機構スマイリーフラワーズが誕生し、昨年の2022年12月におかげさまで法人化10周年を迎えることができました。
私には「社会はあたたかい」という信念があります。
それは、かつて自分が幼かった頃に、シングルマザーの母の元、男4兄弟の末っ子として極貧の家庭に育ちながらも、隣近所のお婆さんやお兄ちゃんが、事あるごとに玩具やお菓子などを差し入れてくれて、たいへん可愛がってくれた記憶が、今でも鮮明に残っているからです。
父を知らずに育った私ですが、沢山の方からいただいたご恩を、今度は自分が社会に返していきたい。そう思えるのは、これまで沢山の社会(人)の優しさに支えられてきたからだと思います。
「親や環境には恵まれなかったけれど、社会は、あたたかかった」
そう思える子が一人でも増えますように。それが私の想いの原点です。
設立から10年間という月日は、早かったような長かったような、本当に不思議な感覚ではありますが、「よく10年もったな、、、」というのが一番の正直な気持ちです(笑)
でも結局はこの10年間も、本当に多くの方に助けていただいて続けてこれたので、やはり私は「社会はあたたかい」を自分の人生を通して体現しているのだと感じています。
社員に恵まれ、人に恵まれ、出逢いに恵まれて、戴いた恩を返す為に始めた活動なのに、益々多くの恩をいただいてしまった10年間でした。
この10年間にスマイリーフラワーズに関わってくださった全ての皆様に、心より感謝お礼申し上げます。
NPO法人10周年を迎える直前、留学支援を収益事業とする私たちは新型コロナ感染拡大に伴う各国の国境閉鎖等により、完全に留学事業が停止したことで、かつてない危機を迎えました。
先の見えない状況の中で事業の閉鎖も真剣に考えましたが、その時に浮かんだのは「本当に全力をかけて挑んできたのか?本当にこのまま終わっていいのか?」という自身への問いでした。
人は死ぬ間際になって人生を振り返り、挑戦して失敗した事よりも、挑戦しなかった事を後悔すると聞いたことがあります。私たちはコロナという自団体の生命に関わる危機を迎えたことで、奇しくも改めて創業時の想いに立ち返り、新たにその挑戦に立ち向かう覚悟を得ることができました。
「いっとうしょうぐう ばんとうしょうこう」
一人(一燈)で全体を照らすことはできないが、一人ひとりが自分の持ち場(一隅)を照らすことで、
やがてはそれが万の灯となって全体をも照らすことできるという意味
法人設立から10年を経て、私たちはまさに第2創業期に突入しました。
これまでに得た知見といただいた沢山のご縁を足場に、これまで以上に全力で子どもたちの未来に向き合って参りますので、今後とも皆様のお力添えの程なにとぞ宜しくお願い致します!
今月のスマフラだよりはここまでです!
また次月お会いいたしましょう👼🌟
(事務局・みっちゃん)