〈月刊スマフラだより第7号(2023年3月20日発行)〉
皆様こんにちは!事務局の木下です。
花粉症が苦しい日々ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今年度もあっという間に終わりますね。
怒涛の日々であまり実感もわきませんが…目の前のことを着実にこなしていこうと自分に言い聞かせるばかりです。
\2月も!ワンステップセミナー開催!/
2月26日に、今年度第2回目となるワンステップセミナーを開催しました。
今回は金銭面でのトラブルや一人暮らしにまつわるトラブルをテーマに参加者とともに学びを深めました。
参加者からは
「なかなかこのような機会がなく 色んな方の話を聞くことが出来てよかった。」
「視野がひろがって多方面から考えることができるようになったので今後もこのような会が開かれれば参加したい。」
「この場でしか教えてもらえない、学べないものを学ぶことができたのでこの話を忘れずにこれからの生活を送りたいと思います。」
といった声をいただきました。
今回つながったこのご縁を大事にしながら、次年度よりよいセミナーが開催できるよう頑張ります!
\今月のビオランチ/
今月はいつもと会場を変えてビオランチを開催いたしました!
フードバンク様や企業様から食材をご提供いただき、みんなで一緒に調理をしながら楽しい時間を過ごせたと思います😊
この春卒園される高校生をはじめ、より多くの若者にとってホッとできる居場所としてさらにアップデートさせていけたらいいなと思います。
ボランティアさん方のご参加もお待ちしております✨
\スマフラ、10周年迎えました!/
スマイリーフラワーズ法人10周年ということで、3月4日(日)に法人10周年記念イベントを開催しました。
会にはこれまでにプログラムに参加してくれた卒園生たちにも登壇していただき、生の声や想いを皆様にお届けできたと思います。
また、ご参加いただいた方から、
「初めての就職と定着も大事ですが、再就職のサポートを!」
「卒園後の子ども達が来るのを待つのではなく、こちらから連絡をして近況を尋ねる必要があるのではないか。本当に苦しい子は自分からは来ないかもしれない。」
というご意見をいただきました。
継続的なかかわりができるよう、卒園前から信頼関係を築くということが目下の課題であると私も感じております。
「本来は実家や両親からある程度のサポートがある」部分で孤立をしてしまわないように、一層気を引き締めてプログラムを作っていきたいなと思いました。
社会的養護をさらに身近に!をコンセプトとしたQ&A企画。
今回のテーマは、「10周年記念イベントで伝えたかったこと」。
先日のスマフラ10周年記念イベントにも登壇してくれたケイ君が、伝えきれなかった思いを綴ってくれました。
「生きて生きて生き続けること」という言葉に深く共感するとともに、私自身背中を押してもらった気がします。
是非皆様も最後までお読みください~!🌸
卒園して社会人になって鬱病を患っていまは自宅で療養していますが、去年の10月に声優という目標を見つけ、スマフラの皆さんとそこからマイミライの第零号として活動を始めてからは毎日がすごく楽しくなりました。2年半くらい同じことを繰り返してばかりのまるで灰色のような日々に色が付いたかのようなそんな感覚でした。
そしてマイミライをやっていく中で1番に実感したのが、「夢(目標)を持つ」ことの重要性でした。当たり前のことですが、夢(目標)がないということはそこに対する過程(チャレンジ)もなく、なにも生産性のない毎日を繰り返すだけになります。
では今、夢(目標)がない人は何をすればいいのかという話になりますが、大切なことは生きて生きて生き続けることだと思います。生きていればなにか僕のようにきっかけが必ず生まれます。
なぜこのような話をするかと言うと僕は声優という夢をもって活動し始める前までは、定期的に自死を考えていました。僕の場合は結局怖くてそれが出来ずにいたので良かったのですがそうでない人もいるかと思います。僕はこれまでとてつもなく辛い人生を歩んできました。周りからは理解をして貰えずとても苦しい時期もありました。ですがそこで死を選んでしまえば人生という舞台から降りることになりますので、これまでの苦労も経験も全て失われます。これから芽生えたはずのチャンスすら得ることは無くなります。
生き続けることが大切というのはそういうことです。
今に希望がもてなくても、必ずなにか転機は訪れます。
人生という舞台から降りない限りは。
今月のスマフラだよりはここまでです!
あまりの多忙さに正直気が滅入っておりますが、年度末ということで皆様におかれましてもご体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ🙏
それではまた来月・・・!
(事務局・木下)